


オーラルフレイルをご存じですか?
高齢者・家族・介護スタッフ向けの介護予防のお話です。
日時:令和6年6月2日(日)午前10:00~12:00
場所:戸田市文化会館 3F 304会議室(定員130名)
演題:健康長寿を口から考える ~いつまでも食べられるお口づくり~
講師:東京都健康長寿医療センター 歯科口腔外科部長 平野 浩彦先生
今回の講演は平野浩彦東京都健康長寿医療センター歯科口腔外科部長・医学博士をお迎えして、『いつまでも食べられるお口づくり 健康長寿を口から考える~オーラルフレイルご存じですか?~』という題材で講演していただきました。平野先生はマスコミでもご活躍されていて、オーラルフレイルに関しては第一人者であります。「1.今なぜフレイルが注目されるのか」では百歳まで元気そのカギはフレイル予防、平均寿命と健康寿命のお話から、8020運動でお口の話題に移行するという実にわかりやすいお話で始まり、「2.オーラルフレイルとは」では、先生ご自身新人時代の特養での診療の経験も交え、咀嚼嚥下の大切さ、食形態で味わいが変わる事。誤嚥性肺炎にならないためにはどうした良いのかについて。「3.オーラルフレイル予防」では毎日できる「ブクブクうがいとガラガラうがい」を5秒以上ずつ行うという簡単な訓練は、今までにない歯磨き時にできる効率が良い画期的なものでした。そして「4.オーラルフレイルに関する研究」ではオーラルフレイルが進行すると食べる機能が落ちて栄養状態が悪くなり体力が低下することで、全身状態さらには生存率との関連についてのお話しをされました。最後のお話で、要介護とは一般的には不健康なこととされていますが、前向きにやれること、やるべきことを楽しみハッピーに過ごしていらっしゃる方も大勢いらっしゃるというお話でした。
『オーラルフレイル』お口は健康の源、全身の健康に関与しているということを改めて実感させられるとても有意義な講演となりました。
令和6年7月11日(木)午前10時より、埼玉県歯科医師会第32回8020よい歯のコンクール蕨戸田地区診査が蕨市保健センターにて開催されました。
今年度は梅雨明け前にもかかわらず、連日の猛暑のなか、参加者10名出席していただきました。参加者の皆様は、皆様の健康意識も高いことにも驚かされ、80代以上とは思えない若々しい方々ばかりでした。
診査会場では厳正な審査の結果、戸田市在住の81歳男性が蕨戸田地区最優秀者に選ばれました。
令和5年10月1日(日)、戸田市健康福祉の杜まつりが戸田市福祉保健センターにて行われました。
蕨戸田歯科医師会のブースでは、位相差顕微鏡による口腔内細菌の観察動画、訪問診療の機材展示と訪問診療の啓発コーナー、DVDビデオの上映「いい歯ちゃんと悪い歯ちゃん」が行われ、最後は来場者全員に「お口は万病の元(公益財団法人8020推進財団)」の小冊子、歯ブラシと歯磨き剤のサンプル配布、お子さんには楽しいゲームでキシリトールガムをプレゼントしました。
令和5年11月5日(日)、第25回歯ッピーわらびを開催しました。
当日は同会場にてわらび健康まつりと同時開催でもあり、医師会、薬剤師会その他地域の市民団体が参加する一大イベントとなりました。 私たち蕨戸田歯科医師会が開催する歯ッピーわらびでは、イベントに参加することで、子供から高齢者まで親しみやすく口腔の健康を考えていただけるよう体験型のブースを多く設けております。
小学生以下対象のフッ素塗布体験、歯ブラシ指導など衛生士さん大活躍のコーナーは毎年盛況です。測定コーナーでは、口臭測定、口腔乾燥測定、舌圧測定など普段体験できない口腔内の状態を確認できると好評でした。また、エプロンシアター(衛生士さんによる人形劇)は歯ブラシの大切さを子供たちにアピールする内容で、今年も人気のコーナーとなりました。
そして歯型を採る材料を使って指模型を作るコーナーも健在で、一生の記念にと今年も相変わらず大人気でした。