8月に起きた出来事です


2002年8月11日

らぶあんどぴーす 第2弾!「カルチャーショック わらび」

映画会「きけ わだつみの声」をのぞいてみました。

学徒出陣の経験を話す市内在住の炭谷さん 皆さんに試食され好評?だった「すいとん」。



会場には大勢の参加者が。
100人以上の観衆で埋まった会場。
戦争体験を語る日種さん(上)と
ヒロシマでの被爆体験を語る服部さん(下)

らぶあんどぴーす第2弾 なんと会場に100人以上!
国会は休会中ですが、「有事法制」(案)は廃案ではなく、継続審議となっています。9月に予定されている秋の臨時国会で「有事法制」(案)が再び大きな焦点となることは必至です。
「有事法制」(案)の危険な企みを多くの国民に知ってもらい、こんな危険な「有事法制」(案)を廃案に追い込み安心して暮らせる社会を築くことが将来の子や孫に伝える責任だと強く感じています。

映画「きけ わだつみの声」上映会が8月11日に中央公民館で行われました。
実行委員会が提供したおいしい?「すいとん」。あっというまになくなりました。
映画上映の前に3人の方の戦争体験を語っていただきました。好評でした。
もちろん、映画も好評でした。
実行委員会では、2日間市内宣伝をしましたが、宣伝カーを呼び止め、参加の方法を聞いてくる市民や、実行委員の家に直接電話で問い合わせがあるなどの反響がありました。なんとなんと会場は100人以上の観衆で埋まりました。
映画会終了後の感想会でも多くの方が発言し、特に市内の高校生は、「ホントにこんなことがあったの?」
と素朴な疑問を。多くの方々が戦争の悲惨さを語られていました。
映画の感想
戦後まもなく出来た同じ映画を見ました。それを又見たいと思って参加しましたが、新しいフイルムでした。
これは現代の若者に見てもらうために工夫されているのかな思いました。この映画会でも若者が少ないのは残念です。いかにして若者に真実を伝えるか。もっともっと真剣に考えねばならないと思います。いろいろ工夫して努力していきたいものと思います。このような取り組みを、今後とも努力して頂けたら幸いです。
会の皆さんに感謝申し上げます。とり上げたフイルムの内容のみで残念と考えるのは、早計だと思います。
                                                    (K.S 男性 66才)
戦争の恐ろしさがリアルに描かれていました(Oさん 16才 男性)

侵略の実体が希薄なのが残念(?)

学徒出陣の学生全員がきれい事に描かれている感ある、判り易く出来ておりぜひ若い人に見せてほしい。                                                        (市外 Nさん)
思ったより良く出来ていると思います。早坂シナリオの勝利だと思います。(Oさん 男性 60才台)

軍国主義はもうイヤ( 女性 70才台)
市内在住のヒロシマでの被爆者 服部道子さんの感想とお話(写真掲載)

今夜、私をお招きいただき活動、企画に感動、感謝いたしております。現在戦争を知らない若者たちに多く鑑賞してもらいたい映画です。平和につながる良い教材になると思います。
国(政府)は一国主義アメリカの片棒を担ぎあぶない橋を渡ろうとしています。戦争を知っている者として、戦争を知らない若者とが多く語り合う機会を設け、意見交換し、地球存続のため、戦争・核兵器廃絶に向けお互いにがんばり、命の尊さを学び、自分の意志ではなく殺され、殺しあう戦争はもうゴメンです。
私は、このようなことを未来に継承し死にたい。いまでも多くの犠牲者がいることを忘れないで下さい。
「ヒロシマ」での被爆体験を語り継ぐことによって戦争のおろかさ、核兵器の恐ろしさを少しでも知ってもらうことが私の使命だと思っています。




戦争展終了(開催期日:7月25日〜29日)

さいたま市(浦和・コルソ)で行われた戦争展の1コマ。若い世代の入場者が多かった。(7/28撮影)
今年で17回を迎えた「戦争展」が多くの参観者で終了しました。
入口をナガサキの原爆像が出迎えてくれる「戦争展」。今年はチョット違った雰囲気で開催されました。
「有事法制三法案」が延長した国会で審議中という緊迫した中での開催でした。
今までの「戦争展」は15年戦争の反省の上にたって、現在の視点から若い人たちに訴えることがテーマのひとつになっていました。
今年はチョット違っていました。
「有事法制」は、もし「法」として成立すればこれは間違いなく日本が「戦争」への道へまっしぐらに進むということです。
「戦争展」では「有事法制」コーナーを設けてありました。大人でも理解している人が少ない中、「有事法制」
コーナーは「審議中」というハンデを乗り越えてやさしく説明をしてありました。(でもチョット子どもにはむずかしかったかな?)
本当に戦争を起こしてはならない、戦争は破壊だけ、「ヒロシマ、ナガサキ」を繰り返してはならないと戦争展は訴え続けてきました。
しかし日本が「戦争」をする国に再びならないよう、とくに若い人たちに訴えつづける、「戦争」の実相伝えることが必要です。
「戦争展」はこの後埼玉県下各地で、ミニ「戦争展」が開催されます。



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