健康であそぼ見出し

世界の目はヒトゲノム計画なんていう遺伝子解読に注がれています。
ご近所を見回しても薬屋さんが大盛況です。
健康食品だとか、健康グッズも次から次へと現れては消えて行きます。お昼のテレビ番組も有名です。
でももっと気楽に流行に乗らないで自分の体とかかわっていけたらいいなと思います。
実験材料は私自身とワイフです

ルール & キーワード
本来誰にでも備わっている自然治癒力を頼りにしその力をお手伝いする。
未病、中国医療でよく使われる概念。良い治療とは病気になる前にその兆候を見つけておこなう。
対処療法でなく体質を変える 病気の原因に対してそれをを取り除く(菌とかビールスなどを薬でやっつける)から体のバランスの崩れを診て自然治癒力が高まるよう調整する等々。
(もちろん対処療法が不必要な訳ではない)
嫌なモノは食べない、やらない。個人で気楽に健康に気を使うとき、あんまり苦行になっても体に良くない。だいたい長く続かないし。
 いろんな情報いろんなやり方を、いろいろ試行錯誤しているうちに働いてくるインスピレーションで新しいことをする、やめる、工夫をする
近道なしいろんなやり方を情報収集 最初は効果がすごくかんじたのに少しするとさほどでもなくなる。きっと体が新しい刺激に順応してしまうのでしょう。複数のやり方の組み合わせ、ローテーションが必要なようです。
ガンは必ず直るなんていう断定口調に惑わされずに! 新しい健康に関する情報、関わる人に共通するのは十分な臨床例、科学的根拠が乏しいのに断定口調で「直ります、効きます」(売る方も必死なのだな)と言うこと。みんなこんなにハッキリ言われることに弱くふらふらと試してみようと思ったりする。
根気と楽観 何事でも量を変えるのは比較的簡単。でも質を変えるのはそりゃあ根気が必要。遺伝だとか生活習慣だとか、嗜好にどっぷり浸かった体質を変えるのは生易しくはない。自分で納得してそうなりたいと強く想いただ坦々とゆくのだ

食べ物
医食同源といますが補助食品が必要な食生活ではなく。体が必要としているものをおいしくいただければそれにこしたことはない、日本人の体は穀物を消化するのに優れた体だそうです。
玄米を食べてみよう。難点は皮まで食べるので無農薬が望ましい。炊くのがめんどう。炊飯器の玄米モードはやたら時間がかかるのでここはいっそ圧力鍋をマスターしましょう。むらしもいれて30分ちょっと。
麦飯を連想するかもしれないがもっとおいしいです。よく噛んで(病人は百回噛めという)いくとそれはとても甘い滋味溢れるテイストです。玄米単体より きび、あわ、ひえ、黒豆、小豆などを少し混ぜたほうが味が豊かになる(鳩の餌みたいなんていわれるけど、鳩だけに食わすのはとてももったいない、まさか戦時中白米が食べれなくてなんて連想する人はいないよね・・・)。

マッサージ
体の疲労物質がたまったり凝り固まったりするのを除去する予防する血液、リンバの流れを良くする(複雑な人体組織に手作業で向かっていくのだからこれまたたいへん)

整体 カイロプラティクスとかさまざまな整体法があるけど体の歪み、特に神経の束が走る脊髄を調整することで神経の圧迫を除き流れをよくする。しかし骨の歪みは簡単に直るようだけどそれをささえている筋肉が癖になっていてすぐまた元にもどってしまう。やっぱり長く続けにゃならん。とりあえず指圧、ストレッチ、牽引(足を引っ張ってもらうか何かにぶら下がる)
足裏マッサージ(りフレクソロジィ) このところ大流行やってくれるお店がタケノコのようにできてきてるし、関係する本もたくさんでている。台湾式、英国式なんて潮流があるみたいだし、どの本にも独自なメソッドがある。だいたい共通するのは、足の裏には反射区と呼ばれる体の器官とか部分に対応した場所がありそこをもみほぐす、あるいは刺激を与えることで、対応器官、部分が活性化する。なんでも足裏には重力の関係で循環している血液とかに老廃物が特に貯まりやすくて、そこをもむことで老廃物を体からだすルートに乗せおしっこにして流してしまおうということらしい。確かに自分の悪いと思われるところってしこりなっていたり押すと痛かったりするから不思議。
症状と人の体質によって確かに効果があったように見えることが多いです。どの本にも反射区の場所を記した地図みたいな足裏の形がついているのでひとつにらめっこしながら押してみてはいかがでしょう。左の足裏の指先からかかと、おまけでふくらはぎまで、そして右足。押す強さはお好みで、あまり痛いと続かないので
ローリング療法
体にいろんな形のローラーを転がしマッサージする。くわしくはこちらへ

コンニャク温湿布
自然療法で紹介されている手当の一つ、元来体に入った体にとっての毒になるもの、体にとって不必要なものは肝臓、腎臓、で選別され体から排出される。でもその量が多すぎたり、肝腎そのものが元気がなかったりすると体はきつくなる。それでだいたいどの症状でもこの手当がいいとされる。私的には軽い腰痛、風邪のひきはじめ、疲労、眠れないときに体が楽になるという。コンニャクを二つ鍋で15分くらい煮立ててそれをまず仰向けの患者の肋骨の下右部分(要は肝臓の上)のあたりと臍の上あたりに並べる。最初は熱いのでタオルを巻き付け(熱くなくなるまで)コンニャクがさめていくのに応じてタオルを薄くしてゆく。20分経ったら患者をうつ伏せにさせてだいたい背骨を挟んで肩甲骨の下にさわるくらいの位置に並べる(要は腎臓の上)。
ちょっと手間(ずっとそばにいてコンニャクが暖かいようにタオルを調整しなくてはならぬ。)だが気持ちが良いので相手から感謝させること請け合い。

呼吸法、体操
リズムのよい深い呼吸は体を活性化させる。ヨーガでは呼吸法だけでも奥深く多彩である。でもとりあえず複式呼吸をゆっくりしてみる。
体を動かすスポーツならもちろんやりすぎなければ体に良いわけである。

漢方薬
体質改善というと漢方薬というイメージがあるが、処方してもらわなければいけないので漢方薬のお店に行くことになります。私の体験でもあるのですがどのお店に行っていいものだかが分からない。漢方薬の本来の形である煎じ薬はなぜだか健康保険がきかないので値段の安い物ではない。最近少しブームのようでいろんなチラシとかがで情報はあるけど、中国直輸入、天然物とかの薬は高く、また半年分まとめ売りなんてのがあるのでたいへんです。相談に行ったときにいかに患者の症状を細かく聞いて処方してくれるのが望ましいです。

庄漢堂薬局  蕨市中央5−8−13 TEL:048−432−5969 管理人が関わった中で一番好印象だった

参考書 わが家の本棚にはまるで「家庭の医学」のように「自然療法」、
「医者がすすめる手作りの家庭秘薬」という本が常備され気が向いたとき、必要な時手にとってます。
もちろんこのサイトにかかれた内容も影響されています。

家庭でできる「自然療法」−誰でもできる食事と手当法− 東城 百合子 著  あなたと健康社
伝統的自然療法、食事療法、を詳しく解説してくれている。著者自身の体験も踏まえ科学的説明も豊富です
一つの高邁な人生観に貫かれている本でもあります。いろんなこと教えてくれます。
あまり普通の本屋ではみたことありません。自然食品を扱う店の方が入手しやすいと思います。

医者がするめる「手作りの家庭秘薬」  梁 哲宗  主婦と健康社
身近な食べ物、山草などを使った効果的な薬の紹介です。大きな本屋にはあるでしょう


なんでも気長にやるにしてもアー道は遠し、皆様は体によいことなにしてますか?

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