
子どものころから針を持つことが好きで、人形の着物を縫ったり着せ替え人形を作ったりしていた母ですが、60歳を越えた頃からペーパーフラワーを始めました。それ以前に紙人形、歌舞伎人形などを習っていまして、それを浦和(現さいたま市)にある軽費老人ホームにボランティアで教えに行っていました。ところが、人形では、材料費も作る時間もかかり、お年寄りにはちょっと負担、と考え,安くてそこそこの時間でできるペーパーフラワーを考えました。ほとんど独学で花を見てはスケッチし、生の花をバラバラに壊して型紙をつくり、実物を見ながら組み立てていく、という手法で作り始めました。ペーパーフラワーとはクレープペーパー(縮れた紙)を使った花のことです。その作品は、県の老人会作品展や市内の高齢者作品展などにも出品し、沢山の方から励ましの言葉を頂きました。
次の写真は、作品の一部です。母が作った花の種類は100種にもなるでしょうか・・
知人から貸していただいたネパールの花々の写真集や、日本蘭展などの作品も試みていました。植物図鑑を見たり、高山植物の絵葉書を見たり、参考になるものは片端から調べるのが日課でした。地元の老人会や、近所のお年寄り等にも92歳5ヶ月まで教えていました。