前方にホテルのレセプションがある。雪をかぶった針葉樹が綺麗である。天気の良い昼間でも強力に寒い。 しかしこの乾いた空気の透明感がとても気持よい。4000M付近のアンデス高原、晩秋モンゴル高原、サハラ砂漠での夕暮れの時間、2月の十勝平野から見える大雪山系、
太平洋のど真ん中で船の後ろに見えた巨大なさそり座、この凍った大地の上の空は地球上のどこへでもすぐにつながっている。沈んでいく太陽を東側から見れ、
それは日の出になるわけだ。 こうして次々と時間が変わっていく事に、深い感銘を受けてしまう。当たり前だといえばみもふたもない事だが。
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