夏越の大祓

古来、我が国では、人は知らず知らずのうち罪や穢れを犯し、心身が穢れてしまうと考えられていました。
 そこで罪や穢れを祓い清めるために毎年六月と十二月に「大祓」という神事が行われていたことが平安時代
に編纂された「延喜式(えんぎしき)」という書物に記されています。
 特に、六月の「大祓」は、「夏越(なごし)の祓(はらえ)」と呼ばれ、大祓詞を奏上し、茅の輪をくぐり、
夏の厳しい暑さや悪疫を追い払い「人形(ひとがた)」に罪や穢れを移し祓い清め、心身に活力がよみがえると伝えられています。
 当社では、茅の輪を作り、「人形(ひとがた)」をお配りし、罪や穢れをそれに移して、お納め頂き、お祓いを致します


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大祓の手順
@ 神社で人形(ひとがた)を頒布致しますので
その人形に住所、氏名、生年月日を書きます。
そして罪、穢れが人形に移るように念じながら
全身を撫でます。
最後に人形に息を吹きかけます。

6月1日より人形の頒布を開始いたします。
A 人形と御初穂料を、お渡しした封筒に入れて
神社に納めます。初穂料は1人五百円以上です。
6月30日午後4時までです。

その時に右のような御札をお渡しいたします。
この御札は玄関や部屋の戸口のところなどに
貼っていただきます。
B 6月30日午後5時より大祓式を斉行致しますのでどうぞご参列下さい。
大祓式ではご参列いただいた方のお祓いと
茅の輪くぐりを行います。